岡本が目指すこと

「お客様へ、さらなる価値を」社会の「もと」を支える企業として、お客様企業の高効率な生産とさまざまな問題解決に貢献してまいります。

岡本工業とは

常にお客様とともに歩み、お客様のご要望に応え、
学びながら成長・発展を続ける会社

岡本工業株式会社は、昭和17年の創業以来、常にお客様とともに歩み、お客様のご要望に応え、学びながら成長・発展を続けてきました。

当社は現在、4つの部門で事業を展開しています。
石油・化学などのプラントの設計・施工からメンテナンスまでを一貫して行う「プラント設備」事業、機械産業などの工場において付帯的な設備を計画・設計・施工するとともに、様々な生産設備、工場設備の保守・メンテナンスを提供する「生産支援」事業、生産ラインの自動化・効率化を搬送設備の開発・導入で実現する「FA」事業、そして、自動車部品などを自社工場で製造・供給する「精密加工」事業です。

HISTORY

OUR HISTORY岡本工業の歩み

それぞれが異なる分野で独自に展開・進化しているように見られるかもしれませんが、これらの事業は、いずれも当社の長い歴史の中で、お客様の要望の実現と困りごとの解決を通して、関係を深めながら築き上げてきたものです。

創業当時、製油所の配管や製缶工事を手掛けていた当社は、そこから高圧ガス設備の大臣認定試験者の資格を得て、より高度な配管工事の計画・施工とその認定を可能にし、そしてプラント設備工事全般に事業領域を拡大していきました。そこで蓄積した技術と施工ノウハウを基に、石油・化学系以外のお客様も開拓し、機械産業や自動車産業の設備設計・施工の分野に進出していきました。

長年お客様の業務や生産ラインについて密接に関与し熟知しているので、最適な生産付帯設備や搬送設備の提案・提供が可能になりました。また、お客様の突発的な生産のトラブルに対して、豊富な経験から迅速に解決策を提示して、復旧を実現してまいりました。

一方で、精密金属加工事業は、お客様の部品の供給不足をカバーしたいというご要望から、全く違う分野に挑戦することを決めて始めた事業です。
一から始めた事業ですので、生産技術・生産体制については、お客様から教わりましたが、建屋建設や購入機械以外の工場設備の切粉処理設備、切削油供給設備、材料供給装置などは、当社他部門の協力で立ち上げました。他社では類を見ない多軸自動盤を用い様々な材料を高い生産性と高品質で切削し、お客様の効率化と原価低減の要請に応えています。この本格的な製造業への参入によって、機械産業などのお客様の生産に対して、さらに理解を深めました。

NEXT STAGE

NEXT STAGE今後の展望

このように、当社はお客様の様々のご要望と問題の解決に、高い対応力と関連する技術力で応えてまいりました。日本の製造業を取り巻く環境は、デジタル革命により大きく変化し、IoTの浸透、スマートファクトリーなどの新しい生産システムへの対応が必要となってきています。当社もこれらに対応する生産付帯設備や搬送設備も同様な改革を迫られています。

これまでと同様に、お客様による新たな要望に技術的に対応できるよう、本社内に技術本部を設け各部門をバックアップしています。これによりお客様の要望される改革に対して、技術開発・設備計画を提案し、設計・製作・施工を通して、具体的・物理的に新しい生産関連設備や搬送設備を設置・稼働させ、お客様の生産システムの向上に貢献いたします。また技術本部は、自社内の製造工場を活用し、そこで開発した生産技術や効率的な工場設備や生産システムを関連するお客様へ展開しようとしています。

当社のもう一つの強みは、お客様の色々なご要望について、打合せして仕様を決めてからは、関わっていただくお客様が最小限で済むようにして任せてもらい、該当する物品の手配、様々な関連する企業との打合せ、施工・製作計画の管理などを、完成まで責任をもって実行できることです。
私たちが関わっている石油・化学や自動車・機械産業は、日本の社会基盤を支える産業であり、景気動向や社会の潮流の影響を受けながらも、「世の中にはなくてはならないもの」という大前提は今後も変わらないでしょう。企業理念の「社会をささえるお客様をささえる」をモットーに岡本工業の社員は、一人ひとりが社会に貢献する誇りと熱意を持って、それぞれの仕事に取り組んでいます。お客様の海外への展開にも対応して、当社でも特に東南アジアに事業の展開を考え、各国から大学卒業の学生を直接採用しています。

岡本工業はこれからも、お客様の様々な分野でのご要望の達成と困りごとの解決を、長年の経験を基に強い対応力を発揮し、実現してまいります。

代表取締役社長
岡本 紘幸